珈琲舎 蔵@神保町

時間が経つことを忘れさせてくれる空間

喫茶店にとって「空間」は味を最大限に感じてもらうために必要不可欠なものである。やはり、そのお店に入ったときにその感覚、わくわく感、どきどき感は、お店の味を左右するかもしれない。「珈琲舎 蔵」はそんな空間を演出してくれるお店である。あえてここではコーヒーの値段などは記載しない。指標はそこじゃないからである。

店内はカウンターが6席、右手に大きな花瓶に綺麗な華が添えられたスペースを囲うように10席ないしの席。そして左手にはテーブル席が3つほど。その時は昼間にお邪魔したがなんだか暗い。それはあえて日の光が外から入るようにしているのか、単に暗いのではなく、休日のいつもより遅くに起きた日の光を感じたときのようで、どこかホッとする空間であった。

飲みやすいブレンド

ブレンドを注文。約10分ほどで出来上がった。香りもすごく優しく、コロンビアをベースに使っているのか、、と予測しながらも飲んでみると、何とも飲みやすいブレンドになっている。

コーヒーのカップは珈琲物語と同じようにお客様によって変えているのか、綺麗なカップで出してくれる。それを見ながら味わう珈琲は、苦みもそこまで主張をせず、しっかりとコクがある。

神保町という昔ながら本の街と言われている場所で、この落ち着いた雰囲気と、すべてをまろやかに包み込んでくれる珈琲、そして寡黙に珈琲を立てるマスター。ゆっくりと本を読みながら、考え事をしながら過ごすのにまさにうってつけなお店です。