豆の「シワ」の伸び

直接見て確認で唯一の変化

最近老眼でより感覚肌になってきたが、唯一ここだけが頑張ってっ目を凝らすのである。それが「豆のシワ」という豆の表面に広がるシワだ。豆自体が小さいから、さっと確認しようにもできない、自分で言うのも恥ずかしいが、熟練の技といえるだろう。

「目で見える」という意味では、もちろん焼き色で次第に色が変わること、「鼻で感じる」となれば、青臭い焼きはじめの匂いから、香ばしい香りに。「音で感じる」となれば、前blogの「ハゼ音」といったところであろう。「百聞は一見に如かず」とある言葉のように、いくらいい香りがしても、この音のタイミングだ!と思っても、しっかりと自分の目で確認しなければいい焙煎豆はできない。。

「シワ」が表していることとは?

なぜそこまでこだわるのか?と言われれば、一言で返せば、「豆のふっくら感の指標」だからである。これ以外でもちろん計れる指標はあるのかもしれないが、一番豆自体が自らで表してくれる肉眼でわかることだと思っている。

正直珈琲してしまうとふっくら感は感じられずに飲料として化けてします。でもこれがご自宅で淹れられる、お店で飲むとなると、珈琲を作る過程も「おいしさの一つ」です。味としてもふっくらとしている豆のほうが香りもたつし、味のまろやかに仕上がっている。シワが残ったままのフレンチロースト等は苦くて飲めたものではない。ということと、ミルで挽いて、コーヒーフィルターにいれて、お湯を注いだときの空気の入り方は比べ物にならないくらい良い。

また、味の長持ちも全然違う。新鮮というより、3~4日経過した豆のほうが、味も落ち着いているのと、豆からのガスも少なく、まろやかな味、香りを楽しむことができる。

是非、豆を買うときは「豆のまま」で、「豆のシワ」をチェックしてみてもらいたい。ちなみに浅煎りでもちゃんと中まで火が通っているものであれば、シワは伸び切っているはずだ。是非チェックしてみてください。