テストローストという名の自分探し

焙煎焙煎焙煎・・

やはり最初の頃は美味くいかない。焙煎が上手にいかないのは当たり前といったら当たり前ですが、早くお客さんに飲んでらいたいなと思う気持ちも早まりつつ、、と、焦る気持ちを抑えるように日々焙煎に明け暮れていました。その時行っていたことは、「テストロースト」。言ってしまえば練習なのですが、前回のblogに書いたように、お客さんに出すコーヒーとしてどんなものがいいんかと試飲してみたり、ブレンドしてみたりと研究をしていました。

日々自分の考える焙煎をイメージして実行してみるものの、なかなかうまくもいかず、おいしくもできず、でもたまに成功していい香りと味が出たり、結果というものはなかなか出るものではないのだなと思っていた時、もう一度初心に立ち返ろうと、焙煎の本を読み返しました。そこにはこう書かれていました。

「細部にこだわる」。この一文は最初に読んだ時には目に入ってこなかった文でした。「細部」が意味しているのは、ピッキングをちゃんと行っているか?温度調整は気にしているか?蒸す工程はどうか?時間を逐一見ているか?そんな当たり前のことができていないとおいしいコーヒーはできないよと。そう言われている気がしました。結果を求めすぎる一方で、どこか手を抜いているところがあったのではないかと考えなおしました。

嘘をつかない

当たり前のことをやる。このことは味の安定も生みました。エグみが出ることもほぼなくなり、蒸らしが足りず、味を引きだせないこともなくなった。このことはもっと焙煎意欲を向上させる一つの出来事でした。おいしいコーヒーを作りたいという一心と、焙煎を丁寧にするという掛け算が一番そのコーヒーを作ることができる近道だったのかもしれないと、身に染みて感じた気がします。焙煎で悩まれている方は是非お試しあれ。。